「セカンドライフ」にみる仮想世界の可能性(その2)
みずほコーポレート銀行の産業調査部から、「セカンドライフ」にみる仮想世界の可能性(その2)と題した新しいレポートが発表されています。
2007年5月24日に発表されたレポートの第二弾ということで、最新の企業参入動向、今後の課題、可能性が整理されていて一見の価値があります。
はてな、仮想世界「はてなワールド」をベータ公開

はてな、仮想世界「はてなワールド」のクローズドベータを公開した。はてなワールドはGoogle Mapsを元とした世界の地図の上で自分の描いたキャラクターを操作して、世界中の人々と会話を楽しめるサービスとなっている。
ログの公開設定や会話範囲などの細かい設定ができる会話機能や、自由に自分のキャラクターの絵を描いて他人と共有できるキャラクター編集機能などが利用できる。また、「はてなワールド」を利用するには、「hatenaworldグループ」に参加申する必要がある。

3Di、ブラウザ経由でセカンドライフに接続できる「Movable Life」の日本語版をリリース
3Diは、ブラウザ経由でセカンドライフを見ることのできる「Movable Life」の日本語版のアルファサービスを公開した。「Movable Life」を利用することによりブラウザさえあれば通常のPCからアクセスが可能となる。
「Movable Life」では、インスタントメッセンジャー、チャット 、接続地点の地図表示、テレポート 、検索、フレンドやグループの表示といった機能を利用することが可能となっている。
NRI、三次元仮想世界「セカンドライフ」の日米における利用実態を調査
野村総合研究所(NRI)は、三次元仮想世界「セカンドライフ」の利用実態について、日米それぞれにおいてアンケート調査を実施した。
・日本のセカンドライフ利用率は2.4%、利用者の定着には至っていないのが実情
・日米で違う「セカンドライフ」の魅力―日本の利用者は体験を重視
・企業の「セカンドライフ」活用のポイントは「経験価値の提供」にあり
調査結果の概要は上記の通り。米国の利用者は「セカンドライフ」を仮想のアイテムや土地・建物の創造・所有やコミュニケーションの場として利用する傾向が強いのに対して、日本の利用者は体験を重視するという利用スタイルやニーズに違いがあることが浮き彫りとなったとのこと。
3次元仮想空間セカンドライフに「富士通島」オープン
富士通は、3次元仮想空間セカンドライフに「富士通島」を設け、2007年11月2日より一般公開した。「富士通島」では、富士通の歴史やサービス・製品の紹介のみならず、独立行政法人理化学研究所と社団法人日本将棋連盟との脳機能活動に関する共同研究プロジェクトの研究成果などを展示するとしている。

「富士通島」は全部で3つのSIMから出来ており、それぞれの概要は下記の通り
「FUJITSU」
富士通の歴史展示、サービス・製品紹介(ショールーム)、イベント開催など
「FUJITSU 2」
お客様とのコラボレーションの場、展示会場の設置、アトラクションなど
「FUJITSU 3」
立行政法人理化学研究所様と社団法人日本将棋連盟様との脳機能活動に関する共同研究プロジェクトの成果発表、将棋の歴史展示、将棋道場など
NTT東日本、「セカンドライフ」で就活イベントを開催予定
NTT東日本は、「セカンドライフ」上で、就職活動のイベント『East LIFE 2007』を11月に開催することを発表した。
『East LIFE 2007』では、採用チームのマネージャーと「セカンドライフ」上で直接対話が出来る機会を提供する。NTT東日本では、通常の会社説明会では、質問を躊躇する皆さまも、「セカンドライフ」上であれば、思う存分本音について採用担当者に質問が出来るとしている。
慶応大学、頭の中で考えただけでセカンドライフ内を「散歩」できる技術を開発
慶應義塾大学理工学部生命情報学科 牛場潤一専任講師は、頭の中で考えただけで「セカンドライフ」内を散歩できる、ブレイン・コンピュータ・インターフェース技術の開発に成功したことを発表した。
機械が脳波を読み取ってコンピュータを操作するブレイン・コンピュータ・インターフェース技術は近年研究・開発が進んでいますが、その技術を、セカンドライフ内のキャラクタの操作に応用するのは世界初の試みとのこと。
セカンドライフ以外にも、もっとすごいことで使えそうではありますが。。。
mixi、独自3D仮想空間で海外大生の新卒採用活動を実施
ミクシィは、11月上旬から、新卒の海外大生の積極採用を目的として、招待制の独自3D仮想空間『ミクシィ・リクルーティングオフィス(仮称)』を開設する。
『ミクシィ・リクルーティングオフィス(仮称)』は、mixi発行のIDを持つ方のみ利用可能な招待制の3D仮想空間で、物理的な制約を解消することにより、海外の優秀な学生をターゲットとした採用を行うことを目的としている。
『ミクシィ・リクルーティングオフィス(仮称)』は、セカンドライフのオープンソースを一部活用した独自のプラットフォームを用いることにより、既存の仮想空間より多くのアバターが同時に参加できるなどの、大幅な技術の拡張を予定しているとのこと。
セカンドライフのAPIを活用しているとのことで、今後は企業がウェブサイトを持つように、自社仮想世界を持つような時代になるのかもしれません。
全編セカンドライフの番組「デジタルの根性」今日から
本日10月3日(水)深夜25時59分から、日本テレビで全編セカンドライフの番組「デジタルの根性」が放送開始されます。
番組ホームページでは、予告編も公開されていますが、どのような番組になるのか気になるところです。
フジテレビ、仮想空間サービスを運営する企業に出資
フジテレビは3次元仮想空間サービスを運営する「スプリューム」と「ココア」の2社に資本参加するようだ。
「スプリューム」は、3月から仮想空間「スプリューム」を運営している会社。「ココア」は、12月をメドに現実の東京の街並みを再現した仮想空間「ミートミー」の試験サービスを始める予定となっている。
KDDIデザイニングスタジオ Second Life店がオープン
KDDIは、「EZトップメニュー」、「DION」、「DUOGATE」の既存ポータルサイトを統合した、ケータイ・PC一体型のポータルサイト「au one」のサービス開始に合わせ、「Second Life」を活用した体験型プロモーションを9月27日より開始した。
「Second Life」上に設ける「KDDI DESIGNING STUDIO島」では、東京・原宿に実在する「KDDI DESIGNING STUDIO」をモチーフにした空間を構築。「au one」ゾーン、リスモゾーン、イベントゾーンの3ゾーンで構成された島内では、au oneのキャラクターである「auワン」や、「リスモ」と遊べるアトラクションを展開するほか、各キャラクターのノベルティグッズを無料配布する。
また、今後は新商品発表会などのイベント開催も予定し、「Second Life」ならではの3D空間を生かした体験を提供するとしている。
日本テレビ、3D仮想空間「セカンドライフ」内で番組を収録
日本テレビは、3次元仮想世界「セカンドライフ」内において各種番組制作や動画配信を行うことを発表した。
セカンドライフ内に建設したShiodome Island(汐留島)内では、ニューススタジオやイベントスペースで番組収録やイベントを行うと同時に、一般ユーザーにはコミュニケーションスペースを提供する。
Shiodome Island 全体図

具体的には以下の展開を行っていくとしている。
(1) 世界初!セカンドライフ内でテレビ番組をレギュラーで全編収録
(2) ニュース他、動画コンテンツが見られるテレビの配布
(3) セカンドライフ内へのニュース動画配信
(4) 日テレジェニックなど各種イベントの実施
(5) セカンドライフ内の地域に密着した展開
トランスコスモス、セカンドライフ内イベント会場の広告販売を開始
トランスコスモスは、セカンドライフ内の広告枠販売を開始した。
まずは、JALグループの旅行会社ジャルパックが、Tvstation島のイベントステージにバナー広告を出すとともに、イベントステージの命名権契約を結んで、「JALPAKステージ」と命名したとのこと。
今後は、広告を出稿する場所を広げ、島のオーナー等を通じ、セカンドライフ内の個人商店主にも広告掲載料を分配できるような仕組みも入れていく予定としている。また、広告掲載料は、目安としてトラフィック数が2000-5000の場所で30-50万円/月ほどになるようだ。
気をつけないといけないのは、セカンドライフで出るトラフィックというのは、単純にアクセス数やユーザー数とは違うので、単純に考えると高いかも?
2007年09月12日 12:58 | 仮想世界 | コメント (0) | トラックバック (0)
3Di、セカンドライフに4 つの島を中心としたポータル島群を開設
ngi groupの3Di株式会社は、セカンドライフ内に15の島を建築中であり、今後セカンドライフ内において3Di ポータルランドを展開していくことを発表した。
第1 弾として、3Di ポータルランドの中心に位置する4 島(セカンドタイムズ島、イベント島、3Di 島、ngi group 島)をオープンする。ランド内では、成人・ギャンブルコンテンツの参入をシャットアウトするなどのコントロールを図り、企業がイメージを保持しながら安心してセカンドライフに参入できるような企業誘致を図っていくとしている。
その他RSSの配信なども行っていくようだ。
電通のセカンドライフ取り組みインタビュー
ITmediaによる電通のセカンドライフへの取り組みのインタビュー記事です。
「Second Lifeの可能性に賭けている」――電通の展望
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/10/news018.html
世間ではセカンドライフ(=電通が仕掛けている)と見られがちですが、実情ということでいうと、どちらかというとまだまだ研究分野の一つとして取り組みをしているという感じに近いように見えます。
スパイスボックス、セカンドライフでの産学連携プロジェクト
スパイスボックスは、「Second Lifeを活用した研究プロジェクト支援」について、対象機関が決定したことを発表した。
決定した研究機関は下記5大学となっている。
・東京大学大学院農学生命科学研究科附属 科学の森教育研究センター秩父演習林
研究テーマ:Cyberforest計画
・東京大学大学院情報理工学系研究科 苗村研究室
研究テーマ:リアルとの連動
・神戸大学大学院工学研究科 森井研究室
研究テーマ:WEBとの相互コミュニケーションツール開発その他
・北海道情報大学 嘉数研究室
研究テーマ:Next University Modeling Project
・東京大学大学院学際情報学府 中原淳研究室
研究テーマ:e-learning
エイベックス、セカンドライフ内に「avexisland」をオープン

エイベックス・エンタテインメントは、セカンドライフに「avexisland」(エイベックスアイランド)をオープンする。所属アーティストのスペースを「avexisland」内に順次展開、ユーザーとアーティストの新たな出会いを創出していくようだ。
「avexisland」での展開内容としては下記の通り。
①セカンドライフの基本操作方法を日本語にて用意
②オリジナル日本人アバターを配布
③アーティスト動画や音楽の視聴機を設置
④ファンコミュニティの場を提供
(第1 弾として、TRF のスペースを開設。TRFのHistory コーナーやファンがリアルタイムに集えるCLUB LOUNGE を設置する)
⑤セカンドライフ専用のブログを公開
みずほ銀行、セカンドライフに観覧車
みずほ銀行は、セカンドライフに参入することを発表。第一弾として、9月1日より観覧車を設置するようだ。
電通の「バーチャル東京」内に設置され、商品やサービスに関するクイズに正解することで、観覧車に乗ることができる。乗車できるようになるのは10月以降になる予定とのこと。
2007年08月30日 15:25 | 仮想世界 | コメント (0) | トラックバック (0)
大塚製薬、セカンドライフで「ファイブミニ」のプロモーションを展開

大塚製薬は、セカンドライフで「ファイブミニ」のプロモーションを展開することを発表した。4月からCM、WEBサイトで展開中の「新野菜」「新商品」でのアプローチに加え、「セカンドライフ」でのプロモーションを始める。
セカンドライフの中では、円形の「FIBE MINI 島」を舞台に「広告販促合戦」を行う。ファイブミニと、新野菜・レタモン、新商品・スーパーレタス&グレートレモンを対象に、販売合戦によってスペースの広さが変わったりするようだ。
また、上野樹里のCMと共演するアバターエキストラを一般から10名募集するとしている。
マイボイスコム、セカンドライフの利用状況調査
マイボイスコムがセカンドライフに関する利用状況の調査を行い、その結果を発表しています。
・セカンドライフの認知率は6割弱、実際に利用したことがある人は1.7%
・セカンドライフを利用してみたいと答えた人は約36%
・セカンドライフでやってみたいことは「アバターに凝りたい」「土地を購入したい」「街を作りたい」などが上位
・セカンドライフのイメージは「わかりにくそう」が最も高く4割弱